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荻野 富士夫オギノ フジオ

所属部署名
一般教育等
職名特任教授メールアドレス
生年月日ホームページURL
電話番号(代表)0134-27-5206
メッセージ
Last Updated :2017/10/06

研究者基本情報

学歴

  •  - 1982年, 早稲田大学, 文学研究科, 史学(日本史)
  •  - 1975年, 早稲田大学, 第一文学部, 日本史学

学位

  • 文学博士(早稲田大学)

所属学協会

  • 日本史研究会
  • 歴史科学協議会
  • 歴史学研究会

経歴

  •   1993年10月,  - 現在, 小樽商科大学商学部教授
  •   2013年, 小樽商科大学, 商学部, 教授
  •   1987年10月, 小樽商科大学商学部助教授
  •   1982年04月, 早稲田大学文学部助手

研究活動情報

研究分野

  • 日本史
  • 日本史

研究キーワード

    治安維持法, 教学錬成, 特高警察, 思想憲兵, 思想検事, 反戦反軍運動, 思想局・教学局, 陸軍省新聞班, 在郷軍人会, 「満洲国」の治安, 「軍隊内務書」, 陸上自衛隊情報保全隊, 蟹工船, 大谷敬二郎, 思想司法, 東亜教育, 破壊活動防止法, 司法省, 保護観察, 思想検察, 転向, 満州国, 教育基本法, 「大東亜治安体制」, 美濃部達吉・天皇機関説問題, 学生科・思想局・教学局, 合作社事件, 思想統制・動員, 反戦反軍運動・思想, 日本近代史

MISC

書籍等出版物

競争的資金

  • 近代日本にとって「北洋」とは何だったのか―北洋漁業の社会経済史的・軍事史的考察―
    文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)),   2013年 - 2016年, 荻野 富士夫, 「北洋」と呼ばれる地域は、日露戦争により日本がロシアから獲得した漁業権益の舞台として、とくに1920年代以降、大きな意味をもっていく。蟹・サケマスの工船漁業の急速な拡充の結果、ソ連との競合・対立が激しくなり、「北洋」は日本の「生命線」と喧伝され、もう一つの「北進論」の様相を呈した。本研究では「北洋漁業」を中心に据えて、工船漁業の発達と漁業労働者という社会経済史的観点から、海軍艦船の警備活動とカムャッカ方面への進攻を想定した軍事史的観点から、日ソ基本条約・漁業条約の締結や改訂交渉という外交史の観点から、「赤化宣伝」防止・防諜にかかわる治安の観点などから総合的な考察を試みる。本年度は、小林多喜二の小説『蟹工船』を草稿ノートなどの再点検を通して、そこで描かれた「北洋漁業」像の解明から着手した。この「多喜二の戦争観・軍隊観と北洋漁業」は、全体の序論となる。合わせて「北洋漁業」関係の史料収集に努めた。国会図書館・防衛省防衛研究所図書館のほか、東京海洋大学図書館では「北洋漁業」関係の雑誌の調査により、日露・日ソ間の国交や漁業条約をめぐる外交交渉や露領漁区での操業や工船漁業の進展がもたらした、経営状況を概観できるようになった。また、函館市立中央図書館・函館市博物館の調査により、日魯漁業会社関係の諸史料に遭遇した。東北地方からの漁夫・雑夫の出稼ぎについては、新潟市立歴史博物館・秋田県公文書館の所蔵史料により、具体的な募集状況や労働条件・待遇などが分ってきた。本研究申請の際に構想した「「満蒙権益」を軸に日本の対外膨張が国策化され、十五年戦争に突入していくことと並行して、……もう一つの「北進論」が、経済的権益と軍事的意図のもとに推進されていたことの解明」の重要性について、さらに確信が強まった。カムチャッカ半島のペトロパブリフスク市を訪問し、「北洋」の空気に触れたことも収穫だった。
  • 軍・憲兵の治安機能
    文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)),   2007年 - 2010年, 荻野 富士夫, 「軍・憲兵の治安機能」という主題を構成する要素として、憲兵の社会運動抑圧取締、軍全般の思想対策と思想善導策、情報統制、民族独立運動・反満抗日運動の抑圧取締、治安戦・思想戦の展開、植民地・傀儡国家・占領地による治安体制構築の主導などがある。言論活動の検閲取締、軍法会議での思想犯罪の扱い、陸軍刑法・海軍刑法などのなかの治安諸規定の制定と運用状況、占領地軍政中の治安体制の構築などの解明の手がかりが見えてきた。
  • 文部省の治安機能-思想統制から「教学錬成」ヘ-
    文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)),   2003年 - 2006年, 荻野 富士夫, 明治維新以降の国家による教育体制の構築が大日本帝国憲法下の「臣民」育成を目標としたことは、これまでの分厚い蓄積をもつ教育史研究によって明らかにされてきたことではあるが、一九三〇年代後半からはその「臣民」はそれ以前と質を異にするものになった。マルクス主義が強権的に弾劾されるのと軌を一にして、個人主義・自由主義・民主主義なども欧米からの輸入物として一斉に排撃され、その対極に絶対的に拠るべきものとして「国体明徴」・日本精神があらゆる領域を覆いつくした。その結果、「臣民」は「皇国民」として「教学錬成」に駆り立てられた。「皇国民」は、朝鮮・台湾、「満洲国」、占領・傀儡政権下の中国、さらに軍政下の東南アジア各地域でも育成されねばならなかった。「教学刷新ノ中央機関」として発足した外局の教学局は、文部行政の迷走も加わって不振を極め、国民精神文化研究所との競合も深まった。その打開の方向として「東亜教育」「興亜教育」への展開がめざされたが、華北占領地における教科書編纂などへの関与程度にとどまった。しかし、総力戦体制の遂行のために、あらゆる領域で「錬成」が第一義的目標となると、教学局の存在意義は高まった。特に対米英開戦後は、「大東亜建設二処スル文教政策」という国家目標の下で、戦時下学生思想指導の強化や「国民思想指導」の徹底が図られ、四二年には行政簡素化により、外局から内局へ移行したものの、「皇国民...
  • 「大東亜治安体制」の構造と実態
    文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)),   1999年 - 2002年, 荻野 富士夫, 本報告書は、「「大東亜治安体制」の構造と実態」という研究課題についてのものだが、実際には、その一部を構成する「外務省警察」の、さらにその部分である「中国における外務省警察」に限定されている。「大東亜治安体制」の全体像を構想するにはまだ時間がかかるが、それでもその重要な一翼を占める「外務省警察」については、地域を中国に限定してはいるものの、おおよその概観はできたと思われる。これから、「朝鮮・韓国における外務省警察」および総論としての「外務省における外務省警察の位置」をまとめ、「外務省警察体制史」としての完結をめざしたい。そのうえで、「大東亜治安体制」という本来の課題に取組む予定である。外務省警察(領事館警察ともいう)は、戦前に日本が朝鮮・韓国(一九〇六年まで)、中国、そしてタイの領事館に設置した特異な警察機関である。日本政府はその存在の根拠を日朝修好条規・日清修好通商条約という不平等条約にもとづく領事裁判権に求め、そこから強引に領事警祭権を引きだし、在留民の保護取締と権益擁護を当然の権利とした。ことでは、一般的にはその存在すら十分に知られていない外務省警察の実態を明らかにし、外務省の対外政策のなかに占める位置や、全治安体制のなかで占める位置を考察することに努める。とはいえ、本報告書は「中国における外務省警察」の実態の解明にとどまっている。構成は、外務省自身が戦前に編纂した『外務...
  • 戦前司法省の構造と実態-治安維持法の成立と運用を中心に-
    文部科学省, 科学研究費補助金(一般研究(C), 基盤研究(C)),   1994年 - 1996年, 荻野 富士夫, 本研究「戦前司法省の構造と実態-治安維持法の成立と運用を中心に-」のうち、副題部分については、『治安維持法関係資料集』の解説「治安維持法成立・「改正」史」としてまとめた。主題そのものについての構想は、現段階では次のようなものである。・思想検事の役割と実態配置・拡充ぶり(官制改正)職掌の設定と拡張思想犯罪「処理」のイニシアチブ確立へ・司法省の社会運動抑圧政策の形成と展開刑事局思想部(その後、第五課・第六課など)の組織的確立予算・官制 各種犯罪処理統計・司法省の治安秩序維持の政策全般の展開を押さえたうえで、個々の具体的な施策の関連をみる。各種会同における大臣・次官・刑事局長、大審院長、検事総長らの訓示・指示などを通して、各種の例規・通慄・司法省・司法官僚の全統治機構・機能における位置と役割平沼および平沼系官僚(平沼閥)「法匪」とよばれる司法官僚の評価「満州国」官僚の中枢内務省との競合司法官僚の内相(鈴木、小原、平沼)・警保局長(山岡)就任内務官僚の法相就任(川村竹治)

教育活動情報

担当経験のある科目

  • 歴史学Ⅰ・Ⅱ, 小樽商科大学
  • 歴史と社会, 小樽商科大学