詳細検索はこちら

井上 典子イノウエ ノリコ

所属部署名
言語センター
職名教授メールアドレス
生年月日ホームページURL
電話番号(代表)0134-27-5206
メッセージ
Last Updated :2017/10/06

研究者基本情報

基本情報

    プロフィール:【研究分野】中英語・英文学 (14世紀頃の英語と文学)。特に、頭韻を特徴とする頭韻詩の韻律構造に興味があり、韻律(リズム・音)がどのように詩の意味と関わっているかを研究しています。また、自身の通訳と翻訳の経験を活かし、アクティブラーニングに基づいた、英語を通した地域貢献教育プロジェクトを積極的に行っています。具体的には、文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」の一環として、平成26年度には小樽商科大学の学生と小樽市鰊御殿の英語パンフレット、および小樽港クルーズ客船の外国人乗船客用観光マップ、そして平成27年度には、小樽天狗山とその周辺エリアの英語ガイドマップや施設内の英語サイン・展示パネルを作成しました。今後も、地域に貢献できる教育プロジェクトを継続しつつ、自分の研究分野である頭韻詩研究を進めていきたいと思っています。

学歴

  •  - 2006年02月, バース大学(University of Bath, UK) 翻訳・通訳 修士・修士ディプロマコース, Department of European Studies and Modern Languages
  •  - 2003年02月, ブリストル大学(University of Bristol, UK) 英文学科 博士課程
  •  - 1999年03月, 京都大学大学院 文学研究科 英語学英米文学専修 博士前期課程 
  •  - 1999年02月, ブリストル大学 (University of Bristol, UK) 英文学科 Medieval Studies 修士課程
  •  - 1996年03月, 神戸女学院大学 文学部英文学科
  •  - 1995年05月, ロックフォード大学(Rockford University, Illinois, USA) 英文学科, Department of English

学位

  • 修士(Medieval Studies)(ブリストル大学)
  • 修士(京都大学大学院)
  • 博士(Doctor of Philosophy)(ブリストル大学)
  • 翻訳・通訳 修士ディプロマ(バース大学)

所属学協会

  • The International Piers Plowman Society
  • 日本英文学会
  • 日本中世英語英文学会

委員歴

  •   2015年06月 - 2015年08月, 小樽市教育委員会, 小樽市中学校用教科書用図書選定委員会委員 外国語科(英語)

経歴

  •   2016年10月,  - 現在, 小樽商科大学, 言語センター, 教授
  •   2013年04月, 小樽商科大学, 言語センター, 准教授
  •   2006年02月, 英国ブリストル大学, 英文学科, Research Fellow
  •   2005年06月, フリーランス通訳・翻訳
  •   2003年06月, Stanley Electric UK Co. Ltd

研究活動情報

研究分野

  • 英米・英語圏文学, 中英語頭韻詩、脚韻詩、中世文学、中英語、韻律、英詩

研究キーワード

    英文学, 英詩, 中英語頭韻詩, 韻律, 中英語

論文

  • The Metrical Role of -ly and -liche Adverbs and Adjectives in Middle English Alliterative Verse: the A-Verse (「中英語頭韻詩におけるlyと-liche副詞・形容詞の韻律的役割―前半行A-Verse韻律構造の観点から―」 記述言語:英語)
    井上 典子, Modern Philology, 114, 773 - 792,   2017年05月, 査読有り
  • Hiatus and Elision in the Poems of the Alliterative Revival: -ly and -liche Suffixes (「14世紀英詩におけるHiatus とElision―-lyと-liche接尾辞の観点から―」 (記述言語:英語)
    井上 典子, The Yearbook of Langland Studies, 30, 75 - 106,   2016年12月, 査読有り
  • Restrictions on Dip Length in the Alliterative Line: the A-Verse and the B-Verse(「頭韻詩A-VerseとB-VerseにおけるDipの長さに関する韻律規制に関して」 ISBN: 978-2-503-54302-4 記述言語:英語)
    井上 典子, Myra Stokes, The Yearbook of Langland Studies, 26, 230 - 60,   2012年, 査読有り
  • The Caesura and the Rhythmic Shape of the A-Verse in the Poems of the Alliterative Revival(「頭韻詩における中間休止とA-Verseのリズム構造に関して」 ISBN: 978-1-84549-479-7 記述言語:英語 )
    井上 典子, Myra Stokes, Leeds Studies in English, 17, 1 - 26,   2009年, 査読有り
  • -Ly and -lych(e Adverbs in the Poems of the Alliterative Revival(「14世紀頭韻復興の詩群における-ly/-liche副詞の韻律的役割」 記述言語:英語)
    井上 典子, 日本英文学会第79回大会 プロシーディングス,   2007年, 査読有り
  • A New Theory of Alliterative A-Verses(「頭韻詩前半行の韻律構造に関する新理論」 ISBN: 1-58044-095-9 記述言語:英語)
    井上 典子, The Yearbook of Langland Studies, 18,   2004年, 査読有り
  • The A-Verse of the Alliterative Long Line and the Metre of Sir Gawain and the Green Knight (Unpublished Ph.d thesis)(「14世紀中英語で書かれた非脚韻頭韻長行のA-VerseとSir Gawain and the Green Knightの韻律」 博士論文 記述言語:英語)
    井上 典子, ブリストル大学,   2002年12月, 査読有り
  • The Exploitation of Meter for Stylistic Purposes in the Three Alliterative Poems of the Cotton Nero Manuscript(「Cotton Nero写本の頭韻詩3作品における韻律および韻律の文体的な役割と効果」 記述言語:英語)
    井上 典子, POETICA, 58,   2002年, 査読有り

書籍等出版物

  • Approaches to the Metres of Alliterative Verse
    井上 典子, 分担執筆, To/for to + infinitive and the Long Medial Dip in the A-Verse(「A-VerseにおけるTo/For to+不定詞とLong Medial Dip」 記述言語:英語), University of Leeds,   2009年, ISBN:978-0-85316-276-6,  80年代後半からHoyt Dugganなどの研究により、後半行(b-verse)を支配する韻律規則が明らかになってきた。B-verseの韻律規則が研究者の間で広く受け入れられるようになった現在、いまだ明確な韻律規則が確立されていない前半行(a-verse)の韻律構造を再分析する必要性が高まってきた。そこで、博士論文において(英国ブリストル大学、2002年)、Sir Gawain and the Green Knightおよび他5作品の韻律分析をし、a-verseを支配する新しい韻律規則を提案した。この研究結果の中で、特に、頭韻詩人たちが、Joan Turville-Petreが ‘standard rhythm’と呼ぶ、2つの韻律強勢に挟まれた2(または3つ)の非強勢音節から成るlong dip(/xx/―/は強勢、xは非強勢音節を意味する)のリズムを持つ半行を書く傾向が非常に強いことを強調した。これはただ単に統計的に結論付けられるだけではない。実は、このlong dipの韻律的重要性は、詩人たちがそのリズムを作りだすために様々な手段を意図的に用いていたことからも確認できるのである。この意図的な手段とは、例えば、on molde/ upon molde、to + 不定詞/for to +不定詞、またはlufly / luflych(eといった、doublet forms―同じ意味だが2つの異なる形―の活用である。Sir Gawain、Cleanness、PatienceおよびThe Destruction of Troyにおいて、to/for to + 不定詞が、行のどこで、どのような韻律的環境において使用されているかを分析した結果、1.for toは ‘marked’ form(有標形)であり、ほぼ必ず、韻律の要請に従い、2音節が必要とされる場所にのみ使用され、2.to/for to + 不定詞は、行末またはa-verse末に起きる場合、そのほとんどが、2音節の long dipを形成していることを実証した。しかし、Sir Gawainは一写本にのみ現存していることから、検証結果の信憑性を疑問視される可能性がないとはいえない。そこで本論文の目的は、9の写本に現存するThe Siege of Jerusalemの韻律を検証し、上記の作品から得られた結論を裏付ける証拠を提示することである。Siegeの複数の写本を比較・分析することにより、doubletsの選択が韻律によって決定されていることを立証する。  Siegeの検証結果は、Sir Gawainの結論を裏付けるものである。詩人および少なくとも8名の写字生が、韻律の要請に応じて、b-verseでは韻律条件を満たすために必要なlong dipを形成するため、またa-verseでは、standard rhythm(/xx/)を形成するためにtoおよびfor toの2つの形を最大限に活用していることが確認された。A-verseおよびb-verseにおけるlong dipの構造的重要性、並びにa-verseにおいて、disyllabic interval rhythmを形成しようとする強い傾向―これら2つが、非脚韻頭韻長行詩のリズムとチョーサーの脚韻詩における強勢と非強勢が交互に起きるリズムとの間の決定的な相違点である。Siegeの検証結果は、Sir Gawainの結論を裏付けるだけでなく、これまで繰り返してきた自らの主張有効性を証明するものである。すなわち、非脚韻頭韻長行の韻律構造において、パターンと規則的という内部的一貫性を生み出すのは、aa/ax頭韻型ではなく、このdisyllabic interval rhythmであり、頭韻よりむしろこのリズムが韻律構成においてより根本的、基本的な要素である。
  • 『ことばの響き- 英語フィロロジーと言語学 -』
    井上 典子, 分担執筆, Redundancies in Sir Gawain and the Green Knight (「Sir Gawain and the Green Knight における冗語に関して」 記述言語:英語), 東京:開文社,   2008年, ISBN:978-4875715825
  • 『中世イギリス文学入門-研究と文献案内』
    井上 典子, 分担執筆, 「ウィリアム・ラングランド」、「中英語の頭韻詩 」, 東京:雄松堂,   2008年, ISBN:978-4-8419-0490-1

講演・口頭発表等

  • チャールズ・ディケンズの 『クリスマス・キャロル』 を読む
    井上 典子, 第12回 トリボン読書会,   2015年12月18日, 招待有り, 小樽商科大学 附属図書館
  • 「外国人観光客に役立つ英語マップ・パンフレットとは?」 (「社会貢献活動」参照)
    井上 典子, 時代が読める経済・ビジネス講座,   2015年11月14日, 招待有り, 道新ぶんぶんクラブ, 急増する外国人観光客に対応する各種サービスの向上を目的に、全国でさまざまな取り組みが行われ、英語の観光マップ・パンフレット作成はそのひとつである。 2014年、文部科学省の「地(知)の拠点整備事業」の一環として小樽商大の学生と作成した鰊御殿の英語パンフレット、小樽港クルーズ客船の外国人乗船客用観光マップの2プロジェクトの取り組みを苦労話など交え、「外国人にとってわかりやすいマップとは?」をテーマに英語版マップ・パンフレットの更なる充実化を検討した。
  • Work and Life in the UK - As an Interpreter and Translator for Japanese Companies (「英国での仕事と生活―日系企業の通訳・翻訳者として」 使用言語:英語)
    井上 典子, The Otaru University of Commerce English Lecture Series,   2015年01月, 小樽商科大学
  • 「14世紀頭韻詩の詩形・韻律と意味」
    井上 典子, 京大英文学会,   2012年11月, 京都大学大学院文学研究科
  • 「英国における仕事と生活:日系企業の通訳・翻訳者として」
    井上 典子, 関西外国語大学 「特別リレー講義」の講師,   2012年, 招待有り, 関西外国語大学
  • Middle English Alliterative Verse: The B-Verse and Its Metrical Structure(「頭韻詩のB-verseの韻律構造に関して」 使用言語:英語)
    井上 典子, 第83回日本英文学会 全国大会 北九州大学,   2011年, 日本英文学会
  • Caesura in Middle English Alliterative Verse(「頭韻詩における中間休止に関して」 使用言語:英語)
    井上 典子, Leeds International Medieval Congress (UK) リーズ大学,   2009年
  • 「中英語の頭韻詩」
    井上 典子, 日本中世英語英文学会全国大会、研究助成委員会セミナー講師 大阪府立大学,   2008年, 招待有り, 日本中世英語英文学会
  • -Ly and ーlych(e Adverbs in the Poems of the Alliterative Revival(「頭韻詩における-LYおよび-LYCH(E 副詞に関して」 使用言語:英語)
    井上 典子, 第79回日本英文学会 全国大会 慶應義塾大学,   2007年, 日本英文学会
  • The Avoidance of a Four-Syllable Dip in the B-Verse: Further Considerations(「頭韻詩B-Verseにおける4音節Dipの回避に関する再考」 使用言語:英語)
    井上 典子, Kalamazoo 42nd International Congress on Medieval Studies (USA) イリノイ州 Western Michigan University,   2007年, Western Michigan University Medieval Institute
  • The Rhythmic Shape of the A-Verse in Middle English Alliterative Poetry(「頭韻詩におけるA-verseのリズム構造について」 使用言語:英語)
    井上 典子, Leeds International Medieval Congress (UK) リーズ大学,   2006年
  • 「中英語の頭韻詩」
    井上 典子, 立教大学 英文学科 セミナー ゲストスピーカー,   2006年, 招待有り
  • The Metrical Significance of Doublet Forms in Middle English Alliterative Poetry(「中英語頭韻詩におけるDoublet formsの韻律的重要性」 使用言語:英語)
    井上 典子, Kalamazoo 41st International Congress on Medieval Studies (USA) Western Michigan University,   2006年, Western Michigan University Medieval Institute
  • Two-Stave A-Verses: Further Consideration (「A-Verseの韻律規制についての再考」 使用言語:英語)
    井上 典子, Bristol Conference on the Metre of Alliterative Verse (UK) ブリストル大学,   2005年, 招待有り, University of Bristol Department of English
  • Reading Sir Gawain and the Green Knight: A Study of its Style and Metre(「Sir Gawain and the Green Knight を読む―文体と韻律に関して」 使用言語:英語)
    井上 典子, Leeds International Medieval Congress (UK) リーズ大学,   2002年, University of Leeds Institute for Medieval Studies
  • The Style and Metre of Middle English Alliterative Poetry(「中英語頭韻詩の文体と韻律」 使用言語:英語)
    井上 典子, JACET 京都セミナー 国立京都国際会館,   2001年, JACET
  • 「Cleanness と Sir Gawain and the Green Knightにおける共通点と連続性」
    井上 典子, 日本中世英語英文学会 全国大会,   1999年

競争的資金

  • 中英語頭韻詩と脚韻詩の対立・融合・変容発達の過程を探る:韻律と意味の観点から
    文部科学省, 科学研究費補助金(基盤研究(C)),   2015年04月 - 2018年03月, 井上 典子, 14世紀は中世英文学の興隆期と見なされることが多い。この時代、多くの分野においてヨーロッパ大陸から多大な影響が見られる一方、英語の地位が飛躍的に向上し、国粋主義が高まった。またこの時期は、英詩の歴史上、2つの伝統的な詩形、脚韻詩と頭韻詩が互いに接近度を高め、影響を与えあった、つまり対立、融合、変容発達していった時代である。大陸から導入、発達した脚韻詩を代表する詩人としてチョーサー、一方、多くの意味で脚韻詩とは正反対の韻律構造を持つ頭韻詩では『ガウエイン』詩人が上げられる。本研究においては、特に韻律と意味の問題に着目し、頭韻、脚韻詩が、相互に学び合って、それぞれの詩型・韻律を広げ、深め、複雑・複合的に「成長」し、それぞれの固有性を作り上げていく過程の一端を解明することが目標である。

教育活動情報

担当経験のある科目

  • 異文化研究と英語教育, 小樽商科大学大学院
  • 英文学史, 小樽商科大学
  • 英文学, 小樽商科大学
  • 外国語文学, 小樽商科大学
  • 英語, 小樽商科大学
  • 学術英語, 小樽商科大学大学院

社会貢献活動情報

社会貢献活動

  • 平成28年度 文部科学省「地(知)の拠点整備事業」 地域志向教育プロジェクト平成28年度 「旧国鉄手宮線で巡る外国人観光客のための小樽散策マップ作成プロジェクト」, 助言・指導,企画,運営参加・支援,   2016年06月29日 - 2017年03月, 【プロジェクトの目的・概要】   本プロジェクトは、小樽市教育委員会と小樽市の依頼により、本学学生の学習活動の一環として、小樽市内に残る産業遺産である旧国鉄手宮線散策路とその周辺を外国人観光客に紹介する英語版観光マップを作成するものです。プロジェクトの目的は、主に3つあります。①学生が小樽市の観光担当職員や民間の観光関連事業者などと連携し、実体験を取り入れた学習を通じて、小樽市の基幹産業である観光への知識と理解を深めながら英語運用能力の向上を図ること。②これまで旧手宮線をキーにした観光ガイドマップは作成された例がなく、運河や堺町だけではない小樽観光の魅力を、増加を続ける外国人観光客に発信することで回遊性を高め経済効果に繋げること。③学生は自分たちが作成したマップが外国人観光客に使われ、小樽の観光振興に寄与することで大きな達成感を得ることができ、今後の学習意欲向上や就職活動にも良い影響を与えること。本年度は寿司屋通りから総合博物館本館までの散策路の内、博物館側の最後の部分の工事が終わって全線が開通することになり、手宮線を小樽の観光資源として改めて発信する絶好のタイミングではないかと考えています。
  • 北海道新聞 記事 「この人に聞く」 , インタビュイー, 北海道新聞, 北海道新聞 記事 「この人に聞く」,   2016年06月28日
  • 平成27年度 文部科学省「地(知)の拠点整備事業」 地域志向教育プロジェクト 「天狗山と山手エリアのグローバル観光推進への取組」, 助言・指導,企画,運営参加・支援,報告書執筆,その他, 小樽商科大学,   2015年07月 - 2016年03月31日, 【プロジェクトの目的・概要】  本プロジェクトの取組は、小樽の重要な観光拠点である天狗山と周辺エリアの英語版観光マップを作成し、天狗山ロープウェイ施設内のサインおよび選定した展示内容の英語化を行うことです。プロジェクトの目的は主に二つあります。まず、学生がゼミの範囲を越えた調査活動などによる能動的な学修と関連する自治体や事業者との連携を通して、現在小樽市が力を入れている観光振興・産業振興への知識・理解を深めながら英語運用能力を向上させる機会を与えること。そして、恵まれた自然環境と眺望を有する天狗山と山手エリアの観光振興に寄与することです。また、自分たちが協力して作り上げたマップや説明サイン・パネルが外国人観光客に実際に役立つことを実感することにより、学生たちは大きな達成感と誇りを感じるはずであり、その達成感や自信がさらに今後の学習意欲の向上・就職活動にも役立つものと期待しています。 【プロジェクトの成果および地域への還元】  中央バス観光開発株式会社より頂いた課題の中で、今回のプロジェクトでは以下の2点に取り組みました。1)天狗山そのものへの来場者数は、小樽市全体の観光客数に占める割合としては非常に低く、観光客誘致にまだ課題がある、2)施設の展示物は未だ日本語表記が中心であり、海外からの来場者に十分に対応できていない。これらの課題への取組として、天狗山とその周辺エリアに特化した英語観光マップを作成し、天狗山・山手エリアの魅力を外国人観光客にアピールすることによって、来場者数の増加に寄与できるのではないかと期待しています。また、施設内のサインや展示内容の英語化を行うことにより、来場した外国人観光客に対するサービスの向上を図るだけでなく、小樽は外国人観光客に優しい街づくりを行っているというメッセージを発信することにもなり、小樽市への外国人観光客誘致促進につながると考えています。
  • 「外国人観光客に役立つ英語マップ・パンフレットとは?」(「講演・口頭発表等」参照), 講師, 道新ぶんぶんクラブ, 時代が読める経済・ビジネス講座,   2015年11月14日
  • 平成26年度 文部科学省「地(知)の拠点整備事業」 地域志向教育プロジェクト 「小樽港クルーズ客船外国人乗先客用観光マップ作成プロジェクト」, 助言・指導,企画,運営参加・支援,報告書執筆,その他, 小樽商科大学,   2014年10月 - 2015年03月31日, 【プロジェクトの目的・概要】  本プロジェクトは、小樽市役所の依頼により、学生の学習活動の一環として、小樽港に入港するクルーズ客船の外国人乗先客のための英語版観光マップを作成することです。  本プロジェクトの目的は主に二つあります。まず、学生が外国人との体験・調査学習、及びゼミの範囲を越えたグループ・ワークやディスカッションなどによる能動的な学習を通して、現在小樽市が力を入れているクルーズ客船誘致(25年度実績41回寄港)による観光振興・産業振興への知識・理解を深めながら英語運用能力を向上させる機会を与えること。そして、これまで作成されていなかった小樽港勝納埠頭から市中心部へのアクセスが一目で分かる英語マップの作成により、クルーズ客船で来樽する外国人観光客に対するサービスの向上を図ることです。また、自分たちが協力して作り上げたマップが外国人に実際に使われることで、学生たちは大きな達成感と誇りを感じるはずであり、その達成感や自信がさらに今後の学習意欲の向上・就職活動にも役立つものと期待しています。 【プロジェクトの成果および地域への還元】    現状小樽市では、クルーズ客船の外国人乗船客に特化された観光マップは存在しません。 既存の英語版マップを使用していますが、5万トンクラスまでの船は小樽駅からまっすぐ小樽港に向かった場所に接岸できるものの、7万トン超の船は小樽築港の勝納埠頭でなければ接岸できないことから、そこからの主要観光スポットへのアクセスを1枚のマップで紹介するができなかったため、利便性を欠いていました。それでも日本人観光客については、案内係が説明することにより対応することができましたが、日本語が分からない外国人観光客については、通訳の人数が限られているため、多くの需要にきめ細かく応えられていませんでした。そこで、英語のマップができることで、日本語が苦手なクルーズ客船の外国人観光客も小樽の観光をスムーズに楽しむことができるようになり、外国人観光客誘致促進につながると考えています。さらに英語版を基に多言語化することで、更なる発展性も期待されます。また、観光の現場で実際に役立つマップの作成に携わることは、学習効果だけでなく、職業訓練の意味でも大いに成果が期待されることでしょう。
  • 平成26年度 文部科学省「地(知)の拠点整備事業」 地域志向教育プロジェクト 「北海道指定有形文化財 小樽市鰊御殿パンフレット英語化プロジェクト」, 助言・指導,企画,運営参加・支援,報告書執筆,その他, 小樽商科大学,   2014年07月 - 2015年03月31日, 【プロジェクトの目的・概要】  本プロジェクトは、小樽市役所の依頼により、ゼミ活動の一環として、北海道指定有形文化財に指定されている小樽市鰊御殿の英語版パンフレットを作成することです。本プロジェクトの目的は、1)学生が体験・調査学習、およびゼミ内でのグループ・ワークやディスカッションなど、能動的な学修を通して、小樽市の重要文化財への知識・理解を深めながら英語運用能力を向上させる機会を与え、2)英語パンフレットの充実化により、小樽市を訪れる外国人観光客に対するサービスの向上を図ることです。学生たちは、自分たちが協力して作り上げたパンフレットが実際に使用されることで、大きな達成感と誇りを感じるはずであり、その達成感や自信がさらに今後の学習意欲の向上につながると考えています。 【プロジェクト成果および地域への還元】 現状では、日本語の文章を読むことができる外国人は少なく、観光名所を訪れても、詳細はすべて日本語で説明され、英語では基本的な情報しか記載されていない場合が多いと言えるでしょう。従って、英語のパンフレットを充実させることで、そのような日本語が苦手な外国人観光客も、小樽の文化財についてより深く理解することができることで、外国人観光客にとって小樽がより魅力的な街となると期待しています。

その他

所属部局ホームページ

researchmap