副島　美由紀 (ソエジマ　ミユキ)

研究者情報

所属

• 言語センター

職名

• 教授

学位

• 文学修士（東北大学）

J-Global ID

• 200901062307882829

研究キーワード

• Postcolonialism   Contemporary German Literature   ポスト・コロニアリズム   現代ドイツ文学   ドイツ文化史   ドイツ文学   フェミニズム文学   German Literature   

研究分野

• 人文・社会 / ヨーロッパ史、アメリカ史
• 人文・社会 / ヨーロッパ文学

経歴

• 2005年 - 2007年  ベルリン自由大学在外研究
• 1993年 - 2006年  小樽商科大学言語センター助教授Center for Language Studies
• 1992年 - 1992年  小樽商科大学言語センター講師Center for Language Studies
• 1990年 - 1992年  北星学園大学経済学部講師School of Economics

学歴

•         - 1989年   ミュンヒェン大学ドイツ文学専攻
•         - 1985年   東北大学大学院   文学研究科   独語・独文学
•         - 1981年   東北大学   文学部   独語・独文学科

所属学協会

• オーストリア文学会   北海道独文学会   日本独文学会   ドイツ ヴァルター・シュピース協会   

研究活動情報

論文

• Die Leopoldstadt als Chronotopos in den Werken Thomas Stangls

  Miyuki SOEJIMA

  Beiträge zur Österreichischen Literatur 38 (1) - (14) Die Gesellschaft für österreichische Literatur in Japan 2022年03月 [査読有り]
   研究論文（学術雑誌）
• 俳諧紀行と自殺願望の国で ―『松島』：マリオン・ポッシュマンによる新たな日本旅行記 ―

  副島 美由紀

  ドイツ文学 158 8 - 24 日本独文学会 2018年06月 [査読有り]
   研究論文（学術雑誌）
• トーマス・シュタングルの『唯一の場所』におけるポストコロニアル性 ードイツ現代文学における「新しい世界文学」との関連においてー

  副島 美由紀

  オーストリア文学 34 1 - 10 2018年 [査読有り]
   研究論文（学術雑誌）
• ドイツ現代文学における「空間論的転回」

  副島 美由紀

  Language Studies：小樽商科大学言語センター広報 25 25 11 - 20 小樽商科大学言語センター；Center for Language Studies, Otaru University of Commerce 2017年01月 研究論文（大学，研究機関等紀要）
• トーマス・シュタングルの『唯一の場所』と「記号の山での旅」― シュタングルとドゥルーズ，アルトー，脱構築理論について ―

  副島 美由紀

  小樽商科大学人文研究 132 132 129 - 147 小樽商科大学 2016年12月 研究論文（大学，研究機関等紀要）
• 現代ドイツ文学における探検旅行の回帰と不在の他者 -旧ドイツ領南洋に関する現代文学の場合-

  副島 美由紀

  人文研究 131 31 - 49 小樽商科大学 2016年03月 研究論文（大学，研究機関等紀要）
• 新しい“オセアニズム”と旧ドイツ領南洋― 旧ドイツ領ニューギニアに関する現代ドイツ文学を読む ―

  副島 美由紀

  小樽商科大学人文研究 130 87 - 107 小樽商科大学 2015年12月 研究論文（大学，研究機関等紀要）
• Christian KrachtのIch werde hier sein im Sonnenschein und im Schattenにおけるポストコロニアルなポストヒューマン

  副島 美由紀

  小樽商科大学人文研究 129 129 65 - 90 小樽商科大学 2015年03月
• Rückkehr des Autors und das Autor-Label von Christian Kracht -Eine Betrachtung über den „Kracht-Krieg“ und seine Selbstinszenierung in Epitexten-

  副島 美由紀

  小樽商科大学人文研究 128 128 33 - 54 小樽商科大学 2014年12月 研究論文（大学，研究機関等紀要）
• ウーヴェ・ティムの「蛇の樹」におけるポストコロニアルおよびインターカルチュラル文学としての諸相

  副島 美由紀

  小樽商科大学人文研究 126 126 225 - 252 小樽商科大学 2013年12月 研究論文（大学，研究機関等紀要）
• ドイツの植民地ジェノサイドとホロコーストの比較論争 : ナミビアにおける「ヘレロ・ナマの蜂起」を巡って

  副島 美由紀

  人文研究 （小樽商科大学） 119 119 89 - 134 小樽商科大学 2010年03月 研究論文（大学，研究機関等紀要）
• ベンノ・オーネゾルクの新たな追悼に向けて：シュタージ文書の発見・ウーヴェ・ティムの『友と異邦人』・ドイツの“68年”と暴力

  副島美由紀

  Language Studies : 小樽商科大学言語センター広報 18 3 - 14 小樽商科大学言語センター ; Center for Language Studies, Otaru University of Commerce 2010年01月
• ドイツ植民地に関するポストコロニアルなプレーホロコースト小説 : ウーヴェ・ティムの『モレンガ』論

  副島美由紀

  小樽商科大学「人文研究」 118 118 143 - 190 小樽商科大学 2009年
• ドイツのユートピア思想とモダニズムの生活改革運動に関する総合的研究

  副島 美由紀

  科学研究費報告書 2005年04月
• J.V.アンドレーエの『クリスティアノポリス』 - 薔薇十字・敬虔主義・啓蒙主義を繋ぐユートピア

  副島美由紀

  小樽商科大学「人文研究」 109 109 17 - 48 小樽商科大学 2005年
• 反宗教改革時代のユートピア - カスパール・シュティブリンの『エウダイモン国見聞記』

  副島美由紀

  小樽商科大学「人文研究」 107 107 57 - 81 小樽商科大学 2004年
• モダニズムが夢見たユートピア : ドイツ田園都市建設の歴史 (6) - 理想郷ヘレラウの終焉

  副島美由紀

  小樽商科大学「人文研究」 106 106 83 - 111 小樽商科大学 2003年
• モダニズムが夢見たユートピア : ドイツ田園都市建設の歴史 (5) - ヘレラウの頂点 : 祝祭週間

  副島美由紀

  小樽商科大学「人文研究」 105 105 123 - 155 小樽商科大学 2003年
• ドイツ産業革命以降の生活改革運動とその文化的影響に関する総合的研究

  副島 美由紀

  科学研究費報告書 2002年
• 「モダニズムが夢見たユートピア：ドイツ田園都市建設の歴史(４)―ヘレラウの誕生―」

  副島美由紀

  小樽商科大学「人文研究」 103 103 153 - 173 小樽商科大学 2002年
• モダニズムが夢見たユートピア:ドイツ田園都市建設の歴史 (3) : E・ハワードに先んじたドイツの田園都市構想

  副島美由紀

  小樽商科大学「人文研究」 100 100 179 - 209 小樽商科大学 2000年
• モダニズムが夢見たユートピア : ドイツ田園都市建設の歴史(2) : 労働者コロニーの建設

  副島美由紀

  小樽商科大学「人文研究」 97 97 135 - 160 1999年
• The Sultan's Kapellmeister -Walter Spies, a German Artist in Java-

  副島 美由紀

  Language Studies：小樽商科大学言語センター広報 6 6 87 - 100 小樽商科大学言語センター ; Center for Language Studies, Otaru University of Commerce 1998年03月
• モダニズムが夢見たユートピア : ドイツ田園都市建設の歴史(1) : 世紀転換期の生活改革運動

  副島美由紀

  小樽商科大学「人文研究」 96 96 189 - 214 1998年
• スルタンの宮廷楽長 : ジャワのドイツ人芸術家,ヴァルター・シュピース

  副島美由紀

  小樽商科大学「人文研究」 95 103 - 131 1998年
• Walter Spies and Weimar Culture

  副島 美由紀

  Language Studies：小樽商科大学言語センター広報 5 5 59 - 71 小樽商科大学言語センター ; Center for Language Studies, Otaru University of Commerce 1997年
• ヴァルター・シュピースとヴァイマル文化

  副島美由紀

  小樽商科大学「人文研究」 93 127 - 150 1997年
• 「近代《病理》のイコノグラフィー：ナチスによる近代美術の〈病理化〉現象」

  副島美由紀

  小樽商科大学「人文研究」 91 91 179 - 202 小樽商科大学 1996年
• ポスト・ヒューマン時代の政治的想像力,あるいはアイロニカルな神話 : ダナ・ハラウェイの「サイボーグ宣言」を読む その(2)

  副島美由紀

  小樽商科大学「人文研究」 89 89 107 - 124 小樽商科大学 1995年
• ポスト・ヒューマン時代の政治的想像力,あるいはアイロニカルな神話 : ダナ・ハラウェイの「サイボーグ宣言」を読む その(1)

  副島美由紀

  小樽商科大学「人文研究」 88 88 175 - 193 小樽商科大学 1994年
• アンドロイドは電気小芥子の夢を見るか？-性器の世紀末あるいは世紀末の性器考-

  副島美由紀

  Language Studies : 言語センター広報 2 2 43 - 51 小樽商科大学言語センター ; Center for Language Studies, Otaru University of Commerce 1994年
• 「無邪気さ」という装い : ブリギッテ・シュヴァイガーの作品世界

  副島美由紀

  オーストリア文学 9 9 37 - 44 オーストリア文学研究会 1993年 [査読有り]
  
• 家父長制を解体する「家なる天使」たち -脱個人化・再個人化・女性-

  副島美由紀

  北星学園大学経済学部北星論集 29 29 207 - 239 北星学園大学 1992年
• Rettung durch die Vorhölle : Über die Autobiographie von Thomas Bernhard

  副島 美由紀

  オーストリア文学 7 7 1 - 9 オーストリア文学研究会 1991年 [査読有り]
  
• ザラ・キルシュの政治的実践 -モノ＝ローグからポリ＝ローグへ-

  副島美由紀

  Norden (ノルデン刊行会） 24 24 30 - 50 ノルデン刊行会 1987年

書籍

• PACIFIC INSULARITY - Imaginary Geography of Insula Spaces in the Pacific

  Thomas Schwarz; Michael Heitkemper-Yates (担当:範囲:The Baining Massacre: The Gazelle Peninsula under German and Japanese Rule)立教大学出版会 2021年03月 ISBN: 9784901988384 296 186-200
• Einheit in der Vielfalt? Germanistik zwischen Divergenz und Konvergenz Asiatische Germanistentagung 2019 in Sapporo

  Yoshiyuki Muroi im; Auftrag der Japanischen Gesellschaft; für Germanistik e; V; Hrsg (担当:範囲:Fremd- und Feindbilder in den alten und neuen China-Romanen)IUDICIUM Verlag Online-Publikation 2020年02月 ISBN: 9783862053315 1012 258-265
• Zäsuren - Welt/Literatur

  Miyuki Soejima (担当:範囲:Welthaltigkeit, Weltliterarität und (Post-)Kolonialität der deutschen Gegenwartsliteratur)Iudicium 2019年12月 ISBN: 9783862053322 274 236-259
• 「カレイドスコープ -中村志朗教授退官記念論集-」

  副島 美由紀 (担当:範囲:天使とサイボーグのあいだ : フェミニズム批評からポスト･フェミニズム批評へ)中村志朗教授退官記念論集刊行会 1995年

講演・口頭発表等

• Gnadenlose Bodenlosigkeit und große Zärtlichkeit - Überblick über Werke Thomas Stangls

  副島 美由紀

  第28回オーストリア現代文学ゼミナール 2019年11月 口頭発表（一般）
• Fremd- und Feindbilder in den alten und neuen China-Romanen

  副島 美由紀

  アジア・ゲルマニスト会議 2019 札幌大会 2019年08月 口頭発表（一般）
• Die Welt als Vexierbild: Raoul Schrotts Erstling "Finis Terrae"

  副島 美由紀

  第27回オーストリア現代文学ゼミナール 2018年11月 口頭発表（一般）
• Postkoloniale Literatur über koloniale Interventionen Deutschlands in China und im Pazifik

  副島 美由紀

  Das 24. I nternationale Sorak - Symposium in South Korea 2018年09月 口頭発表（招待・特別）
• ドイツ現代文学における「新しい世界文学」について ー ウーヴェ・ティムの『半影』を例に ー

  副島 美由紀

  北海道独文学会研究発表会 2017年07月 口頭発表（一般）
• Welthaltigkeit, Weltliterarität und (Post-)Kolonialität der deutschen Gegenwartsliteratur

  副島 美由紀

  第５９回 ドイツ文化ゼミナール 2017年03月 口頭発表（一般）
• The Baining Massacre: The Gazelle Peninsula under German and Japanese colonial rule

  副島 美由紀

  Pacificisms: The Pacific as a Space of Resistance and Hybridity 2016年12月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
• „Eisenspäne in die unsichtbaren Magnetlinien streuen“? Eine paratextuelle Annäherung an Die Liebe zur Zeit des Mahlstädter Kindes von Clemens Setz

  副島 美由紀

  第25回オーストリア現代文学ゼミナール 2016年11月 シンポジウム・ワークショップパネル（指名）
• 旧ドイツ領南洋に関する現代ドイツ文学の動向

  副島 美由紀

  北海道独文学会研究発表会 2015年07月 口頭発表（一般）
• ドイツの植民地に関するジェノサイド／ホロコースト研究の現在

  副島 美由紀

  北海道独文学会研究発表会 2009年12月 口頭発表（一般）
• フェミニズムの諸理論とFrauenliteratur の位置関係

  副島 美由紀

  北海道独文学会研究発表会 1992年07月

共同研究・競争的資金等の研究課題

• (ポスト・)ポストコロニアルな国際情勢を反映する現代ドイツ文学の研究

  文部科学省：科学研究費補助金（基盤研究(C)）

  研究期間 : 2015年04月 -2020年03月 

  代表者 : 副島 美由紀
• ドイツのユートピア思想とモダニズムの生活改革運動に関する総合的研究

  文部科学省：科学研究費補助金(基盤研究(C))

  研究期間 : 2002年 -2004年 

  代表者 : 副島 美由紀
• ドイツ産業革命以降の生活改革運動とその文化的影響に関する総合的研究

  文部科学省：科学研究費補助金(基盤研究(C))

  研究期間 : 1999年 -2001年 

  代表者 : 副島 美由紀

委員歴

• ドイツ ヴァルター・シュピース協会   幹事
• 北海道独文学会   幹事
• 北海道独文学会   会長
• オーストリア文学会   地区幹事
• ゲーテインスティトゥート東京主催   かけはし文学賞審査委員

担当経験のある科目

基礎ゼミナール  (小樽商科大学) 
国際コミュニケーション  (小樽商科大学) 
外国語コミュニケーション  (小樽商科大学) 
上級外国語  (小樽商科大学) 
ドイツ語Ⅰ・Ⅱ  (小樽商科大学) 

その他のリンク

所属部局ホームページ

http://www.otaru-uc.ac.jp/dept/lang/

researchmap

https://researchmap.jp/read0089816